遊び心に溢れながらも機能性を重視したフォルムを用い、多様な環境に対応する象徴的なシューズデザインを体現してきたMERRELL。その中でも、流れる水の描く線に着想を得た特徴的なデザインが世界中で大きな話題となり、フォーム系サンダルトレンドのパイオニアとして人気を博した「HYDRO MOC (ハイドロ モック)」。
そのDNAを継承し進化させた次世代モデル『HYDRO NEXT GEN (ハイドロ ネクスト ジェン)』シリーズのサンダルソールユニットをベースに、ブーツタイプとしてアップデートした革新的モデル。
軽量で柔軟なフィット感と、水に強くお手入れがしやすいEVAフォームのアッパー、ソールユニットには藻類バイオマスから生成されたサステナブル素材「BLOOM (ブルーム)」フォームやクッション性の高い「FLOATMAX (フロートマックス)」フォームを採用し快適性が向上。接地面には、トラクション性と耐久性を向上させるラバーアウトソールを搭載することで、全地形対応型の"HYDRO MOC"が誕生しました。
【機能・マテリアル】
■ EVAフォーム アッパー
軽量で柔軟性のあるEVAフォームのアッパー。
■ BLOOM(ブルーム)
10%藻類バイオマスを配合した植物由来のEVAフォーム素材。近年の温暖化の影響により湖の藻の繁殖力が高まり、水生生物の生態系に影響を及ぼしていることが問題となっている。それを解決すべく浄水の過程で回収された藻から抽出した藻類バイオマスをチップ状に変換し、EVAに配合する技術から作られた柔軟性に優れたフォーム素材。また、浄水を藻の生息地に戻し、石油由来の代用素材としてCO2の排出を抑える。
■ FLOATMAX (フロートマックス) フォーム ミッドソール
クッション性・反発弾性に優れ、相反する軽量性と耐久性(機能持続性)を両立させたサステナブルEVAフォーム。多くのMERRELLパフォーマンスシューズで採用されている"FLOATPRO"フォームに比べ、"FLOATMAX"はさらに柔らかくクッション性を向上させたフォーム。環境への負荷を軽減するため“廃材を出さない製造工程”で、さらに再利用しやすいTPE (サーモ プラスチック エラストマー)素材を原料としている。
■ ラバー アウトソール
トラクション性と耐久性に優れたラバーアウトソール。
1981年、ランディ・メレル氏が「完璧なハイキングシューズ」を目標に掲げ、ハイキングシューズ製造をスタートした“MERRELL(メレル)”
代表作“JUNGLE MOC”や本格トレイルシューズ“CHAMELEONを発売し、アウトドアブランドの枠を越えて世間に浸透していきました。
現在では、アウトドアウェアやバッグパックなども幅広く展開しています。